映画監督 大森立嗣の俳優ワークショップ x 宮河愛一郎による表現者の為のカラダワークショップ

このワークショップは、少し長い目を持って俳優たちと付き合っていけたらと思います。映画監督が行うワークショップは監督と出会うことによりチャンスをつかむというオーディション的な側面がありますが、やはり俳優として成長する場であってほしいと考えています。
演技はすぐに上達するものではありませんが、続けていくことにしか演技の上達する方法は無いのです。

第2回は、再び大森監督とプロダンサー宮河愛一郎さんを迎えて、俳優にとって基礎となる“感じること”に主眼を置いたプログラムを実施します。そして、大森監督単独の俳優ワークショップも開催いたします。是非、ご参加ください。

主催 ハーベストフィルム

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WORKSHOP

映画監督大森立嗣×ダンサー 宮河愛一郎による基礎からはじめる俳優ワークショップ

講師:大森立嗣、宮河愛一郎

大森立嗣

大森 立嗣Tatsushi Oomori

1970年東京生まれ。父は麿赤兒、弟は大森南朋。荒井晴彦監督、阪本順治監督、井筒和幸監督などの助監督を務めた。2001年、自らプロデュースし、出演した『波』(奥原浩志監督)で第31回ロッテルダム映画祭最優秀アジア映画賞“NETPAC AWARD”を受賞。2005年、荒戸源次郎のプロデュースにより、花村萬月の芥川賞受賞作『ゲルマニウムの夜』を初監督。第59回ロカルノ映画祭コンペティション部門、第18回東京国際映画祭コンペティション部門ほか、サンパウロ国際映画祭、オスロ国際映画祭など世界中の映画祭に正式出品。第15回日本映画プロフェッショナル大賞新人賞。2010年、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が公開。第60回ベルリン映画祭フォーラム部門に招待。第51回日本映画監督協会新人賞受賞。2011年、『まほろ駅前多田便利軒』(原作三浦しをん)が公開。キネマ旬報ベストテン第4位。2013年、『ぼっちゃん』が公開。第13回東京FILMEX特別招待作品。第23回日本映画プロフェッショナル大賞作品賞。『さよなら渓谷』(原作吉田修一)が公開。第35回モスクワ映画祭審査員特別賞、第56回ブルーリボン賞監督賞受賞。連続ドラマW(WOWOW)にて角田光代原作『かなたの子』(坂井真紀主演)が放送された。最新作は2014年公開の『まほろ駅前狂騒曲』(原作三浦しをん)。台湾、高雄映画祭でオープニング上映。ワルシャワ国際映画祭、バンクーバー国際映画祭などに出品。最新作『セトウツミ』を製作中。

映画監督 大森立嗣からのメッセージ
Message

宮河愛一郎と一緒にワークショップをやります。
心も身体も自由になることが俳優としての基礎です。自由になれば表現は豊かになります。そのためにはとにかくリラックスです。リラックスして他者を感じ、自意識を取り除くことが大事です。セリフと身体表現を用いながら、進めて行きます。

宮河愛一郎photo by Fumio Takizawa

宮河愛一郎photo by Ryu Endo

宮河愛一郎Aiichiro Miyagawa

埼玉県出身、関東国際高等学校演劇科卒業後ニューヨークAileySchoolに留学。GAPのTVコマーシャル「WestSide story」やダンスカンパニーShen wai Dance Artsなど様々な舞台でキャリアをつむ。2003年劇団四季のアイーダのオリジナルキャストとして年間320ステージに出演。
2005年には金森穣が芸術監督を務める日本初の公的資金によるダンスカンパニーNoismのメンバーになる。支配人役として出演した「Nameless hands 人形の家」が上演された2008年、Noismは第8回朝日舞台芸術舞台賞と受賞する。カンパニー在籍中ダンサー兼バレエマスター、ワークショップ担当を任され国内ツアーほか、海外7カ国、10都市での公演すべての作品に出演。小澤征爾指揮「サイトウ・キネン・フェスティバル」、「2012 NHKバレエの饗宴」、映画監督青山真治が映像監督を務めるNoismの舞台を映像化した劇的舞踊「ホフマン物語」では主要人物、劇作家E.T.Aを演じる。
2013年、8年間在籍してきたNoismを退団後は平山素子、森山開次、柳本雅寛、川崎悦子、倉持裕などの作品に出演。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻非常勤講師。劇団ピンクドクロ主宰。2015年11月20日(金)~11月29日(日) 森山未來「死刑執行中脱獄進行中」天王洲 銀河劇場に出演。
http://aiichiro-miyagawa.com/

ダンサー 宮河愛一郎からのメッセージ
Message

大森立嗣監督との特別ワークショップ。
身体は心と連結してますので、身体の緊張を解し可動域を広げれば芝居は確実に変わると思います。
動きの中で変化していく身体と台詞に意識を向ける、といった今回の試みは俳優にとってとても貴重な体験になると思います。

募集要項
日 時 2015年11月24日(火)
[昼の部] 11時30分~15時30分 (4時間)  [夜の部] 16時30分~20時30分 (4時間)
※「昼の部」か「夜の部」どちらかの参加となります。
参加費 8,000円(1日間/税込み)
※「第2回 大森立嗣の俳優ワークショップ」と同時受講でパック料金35,000円
募集対象 経験・事務所への所属・無所属は問いません。
定 員 各回15名前後
締 切 11月22日(日)
※お振込を確認次第、テキストをお送り致します。
場 所 スタジオピアーチェ 四ッ谷グランド店

東京都新宿区三栄町23 NNビルB1
JR四ツ谷駅四ツ谷口/丸の内線四谷三丁目駅4番出口徒歩5分。

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WORKSHOP

第2回  映画監督 大森立嗣の俳優ワークショップ

講師:大森立嗣

大森立嗣

Message
いい俳優ってなに?

ずいぶん昔、ある有名な俳優とお酒を飲んでいたら、こんなことを言った。
“若いころ撮影の現場にいっても俺のことを誰も知らない。でも挨拶して演技して少しずつ覚えてもらう。もっと多くの人に俺を知ってもらいたい。いま日本のほとんどの人が俺を知っている。俳優とはそういう仕事だ”、と。そのとき僕はこの発言を少し短絡的だと思い、淋しくも感じた。

俳優は自分の身体が表現の手段になる。相手役、セリフ、場所とその空気、特に五感に直結するもの(嘘をつかないので大事)などそこに派生するすべてを自分の心や身体を通して感じ、いま感じたその身体で表さなければならない。かなりややこしい。そのためには緊張をほどくとか、自意識を捨てるとか、集中するとか、勇気を持つとか、既成概念を排除するとか、演技をする上での様々な要素をクリアにしなければならない。そうして力のついた俳優のセリフや表情や振る舞いは、自由で生命力を持っている。自由で生命力を持つことが人の心を動かす。

そもそも表現をしようと思ったとき、大事なことは自分自身がなにに感じるのか?なにに心が揺れ動くのか?を知ることです。映画や小説や絵画でもいいし、実生活のことでもいい。そして次になぜ揺れ動いたかを考える。そこに‘自分だけのどうしようもないもの’がある。ただちょっと気をつけないといけない。それは、“本当にそれがどうしようもないものなの?”ということだ。僕たちは驚くほどに社会化されている。教育はあまりにも論理的で、奇天烈な発想は排除される。異物は排除する社会だ。近年ますますその傾向に拍車がかかっている。でも表現することは真逆だ。モラルとか法律とか習慣とかを取り除いて自由になり、それでもなにを感じるかが大事だ。“殺人はいけない”ということは皆知っている。でも“人を殺したい”という人の心は、誤解を恐れずに言えば自由で生命力に溢れている。良いとか悪いとかとはべつのもっと根源的な話だ。社会は上手く共存できるように、あくまで便宜的だ。そこにロマンティックはない。衝動もない。美しくもない。

冒頭の俳優はこんなことを言おうとしていたのではないか。
“演じることは、私はここにいると示すことなのです。いい俳優とは、モラルや法律や習慣から自由になり、社会ではなく世界と唯一無二の存在として繋がることなのです。それが俳優という仕事です”、と。

募集要項
日 時 11月26日(木)、11月27日(金)、12月1日(火)、12月2日(水)
[昼の部] 11時30分~15時30分 (4時間)  [夜の部] 16時30分~20時30分 (4時間)
※「昼の部」か「夜の部」どちらかの参加となります。
参加費 30,000円(4日間/税込み)
※「大森立嗣×宮河愛一郎の基礎からはじめる俳優ワークショップ」と同時受講でパック料金35,000円
募集対象 16歳以上の男女。経験・事務所への所属・無所属は問いません。
定 員 各回20名前後
締 切 11月22日(日)
※お振込を確認次第、テキストをお送り致します。
場 所 スタジオピアーチェ 四ッ谷グランド店

東京都新宿区三栄町23 NNビルB1
JR四ツ谷駅四ツ谷口/丸の内線四谷三丁目駅4番出口徒歩5分。

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